冨樫君を見て中二病と、
その思いの強さに憧れた女の子。
あなたに魅せられ、
あなたの力を真似しようとした女の子。」
くみん先輩から語られた六花の過去。
それを聞いた勇太は・・・・・・。

まず一言。
本当に最高の最終回でした!!
とりあえず六花が中二病に戻って良かった・・・。
中盤までは本当どうなるか、ヒヤヒヤして見ていましたが、
みんなが六花を救おうと一致団結したところとか
すごく良かったと思います。
では、キャラ別に書いていきます。
●丹生谷 森夏

「ただ結局、人はいつも何かに病んでいるのかなって。」
なかなか深い言葉ですよね。
「普通」も「中二病」も結局はその人自身が
勝手に想像し演じているだけで、根本的に何も変わらない。
自分は「普通」に暮らしているだけとか、
自分は「普通」に幸せになりたいだけとか、
結局は「普通」という言葉に病んでいるだけなのかもしれません。
そう考えると、「中二病」なんて別に
恥ずかしがることなんかじゃないですよね。
●凸守 早苗

この美少女は誰!?って感じでしたw こっちの方が好きかも。
まさか凸ちゃんも中二病卒業するとは思わなかったです。
まぁ、すぐ戻りましたがw
彼女も彼女で色々考えさせられたようで、
いつかは卒業しなくてはと思っていたんでしょう。
タイミング的には最適でしたが、
やはり六花が戻ったら凸ちゃんも戻らないとね。
●五月七日くみん

先輩を二代目邪王心眼にした演出が素晴らしかったです。
先輩は元々中二病だったわけでもなく、普通の一般人でした。
今回はその一般人っていう設定を
上手く利用した演出だったと思います。
先輩から語られた六花の過去、そして中二病になった理由。
本来であれば、六花が自分で勇太に言うはずだった。
タイミング的には前回の話の中で何度かチャンスがありましたね。
橋の下でおにぎりを食べていた時と駅のホームの時。
ただ自分から言うきっかけ・勇気がなかった。
おそらく勇太が「行くな!俺が不可視境界線を見せてやる。」って
言ってくれたら、言うつもりだったんじゃないでしょうか。
でも、勇太はそう言ってくれず、
六花も自分から言うがきっかけがなかった。
だから六花はそれを邪王心眼の伝承という形で先輩に託した。
じゃ、なぜそれが先輩だったのか?
凸ちゃんでもなく、森夏でもなく。
これは私の仮説なのですが、おそらく先輩が中二病とは
無縁の一般人だったから、だと思っています。
凸はミョルニルハンマーの使い手ですし、
森夏はかつてモリサマーでした。
伝承するには中二病に染まっていない人間が好ましいと
六花は設定していたんじゃないでしょうか。
まぁ、この辺は私が勝手に解釈しているだけなので
本当のところはわかりませんが。
もしこういう演出だったら、先輩を最終回まで
中二病に染めず、マスコット的な存在で突き通した
スタッフのみなさんにぜひ拍手を送りたいです。
●富樫 勇太

自分がしなくちゃいけないことに気づいてからは
本当にカッコ良かったです。
そして、ようやく最後の最後で勇太の口から
あのセリフを聞くことができましたね。

「爆ぜろリアル・・・弾けろシナプス・・・
バニッシュメント・ディス・ワールド!!」
ここの演出カッコエエーーーーーー!!
スタッフ気合い入りまくり!!
いやー素晴らしいですね。見てて鳥肌立ちましたよ。
本当はダークフレイムマスターと邪王心眼の戦いを
見たかったんですが、もういいです。
これだけで大満足です!
●小鳥遊 六花

完全に囚われの姫状態でしたね。
くみん先輩の欄でほとんど触れてしまったので
あと書くことといったら、やはり最後のシーンですかね。
不可視境界線を探すにはダークフレイムマスターの力が必要。
六花はよくそう言っていました。
私はただ、同じような中二病同士だからだと
ずっと思っていましたが、実はそう単純な話ではなかった。

なぜ勇太が唱えた「バニッシュメント・ディス・ワールド」で
不可視境界線を見ることができたのか。
「バニッシュメント・ディス・ワールド」なら
六花もよく唱えていましたね。
けど、六花のそれではどうしても見ることができなかった。
理由は簡単。くみん先輩が言っていましたね。
「冨樫君を見て中二病と、
その思いの強さに憧れた女の子。
あなたに魅せられ、
あなたの力を真似しようとした女の子。」
つまり、勇太の真似事をしていただけなので
本当の力を発揮することができなかったんだと思います。
ダークフレイムマスターの本当の力じゃなくちゃいけなかった。
だから勇太の「バニッシュメント・ディス・ワールド」で
六花は不可視境界線を見ることができた。
いや、見えたというか感じることができたと
言った方が正しいかもしれませんね。
何はともあれ、六花がちゃんと父親に
「さよなら」を言えたことが一番良かった。
全てが元通りってわけではないでしょうが、
六花がちゃんと前進できたということが
なによりも一番重要なんだと思っています。
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はぁー・・・、終わっちゃいましたね。
最初から最後まで本当飽きませんでした。
キャラ1人1人が本当に可愛くて。
これで本当に終わっちゃうんだと思うとすごく寂しいです。
絶対2期やってほしい!!
本当にそう思います。
スタッフのみなさん本当にお疲れ様でした。
「中二病」という世界は至極難しいテーマだったと思います。
それを毎回ハイクオリティに表現してくれて
本当に素晴らしかったです。
さてさて「中二病でも恋がしたい!」は終わりましたが、
京アニさんの行進は止まりませんw
最新作「たまこまーけっと」が1月から始まります。
めちゃくちゃ期待しています!!
中二病とは違う可愛さがあり、至極楽しみです。
こちらも感想書くつもりですので、
興味がある方はぜひ遊びに来てください。
というわけで今回はこのへんでー。
ポチっとしてくれると嬉しいです!


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